
日本でよく見かけるアサガオ(朝顔)の花は、英国ではほとんど見られません。高温を好む植物なので、高緯度の地域では栽培は難しいのだそうです。日本では、奈良時代遣唐使がアサガオの種を持ち帰ったのが始まりで、平安時代には薬用植物として扱われ、江戸時代には品種改良が進み、珍しく美しいものは高値で取引されていたそうです。

これは、ハンプトン・コート宮殿の西洋アサガオ(ソライロアサガオ= blue morning glory)です。日本のアサガオ(japanese morning glory)と違い、昼過ぎまで花が萎えず、サツマイモのようなハート型の葉を持っています。学名はIpomoea。南米原産。
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