英国花暦
英国で季節の花の写真を撮って、花にまつわる話を調べて載せています。
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Friday, 9 January 2009
エゾリンゴ
これはMalus baccataの木。
寒さに強い野生のリンゴです。
日本名エゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎)。
長野県以北で見られる姫リンゴだそうです。
英国の気候は北海道に近いとされているので、ちょうどいいですね。
キューガーデンのヤマザクラ
4月末は、キューガーデンのあちこちで桜の花が見られます。
桜の木を意図的に増やそうとしているらしく、若い木がたくさん植えられていました。
いろいろな種類の木があり、名前付きなので、とても便利なのですが・・・。
この木の名前はprunus jamasakura 'ichihara'。
「邪魔桜?」と思って調べてみたら、jamasakuraは山桜のことでした。
でも、山桜って一重でもっと地味な花だという印象があるのですが・・・。
珍しい種類なのでしょうか?
この花もPrunus 'Pink Perfection'という名前が分かっているのですが、詳しいことは分かりません。
新種でしょうか?花がとってもかわいかったので、写真は撮ってきましたが・・・。
キューガーデンのシャクナゲ
キューガーデンのミンカ・ハウス(民家)という日本家屋の近くに、シャクナゲの群生地があります。
ツツジの仲間で、熱帯から亜寒帯まで世界中で見ることができますが、特に英国の気候には馴染んでいるようです。
英語名、学名ともRhododendron。
サンザシ
これはサンザシの木です。
学名はCrataegus Laevigata。
英語名はHawthornesで、thorne(棘)があるhaw(生垣)という意味だそうです。
実は食用で、消化吸収を助ける薬にもなるのだそうです。中国原産。
シロバナエニシダ
キング・ウイリアム・テンプルの近くシロバナエニシダ(白花金雀枝)が咲いていました。
長い枝に小さな花がたくさん付いています。
花の形でマメ科の植物だということが分かりますね。
キューガーデンのキングサリ
キューパレスの庭園にキングサリ(またはキバナフジ)のトンネルがあります。
学名はLaburnum anagyroides。英語名Golden-chain(直訳すると金鎖)。南ヨーロッパ原産。
もう少し育たないとトンネルになりませんよね。数年後に期待しましょう。
ベニタマザクラ
この八重桜はbenitamanishiki(紅玉錦)。
学名はPrunus lannesiana。
八重霞桜と里桜の交配品種だそうです。
花は淡いピンクの大輪です。
キューガーデンのツツジ
規模は小さいですけど、キューガーデンにもアザレア・ガーデンと呼ばれるところがあります。
しかし、まだ小さい木が多いので、数年後を楽しみにしています。
ブルーベル
キューガーデンのクイーン・シャーロットのコテージの周辺のブルーベルの花は有名です。
近くの道の両側にもブルーベルの花が咲いています。
イングリッシュ・ブルーベルは今が見ごろです。
この花は学名Hyacinthoides non-scripta(English Bluebells)であって、Hyacinthoides hispanica(Spanish Bluebells)ではありません。この品種は日本にはないそうです。
Wild Hyacinth、Wood Bell、Fairy Flower、Bell Bottleなどの名前でも親しまれています。
カンザンザクラ
今、英国の街を歩くと一番目立っているのが、この関山桜(Prunus Kanzan)です。
関山は、明治時代に東京の荒川堤に植えられた名桜の一品種だと言われ、樹勢が強く、花が大きくて、美しく、花もちがよいことから、ヨーロッパやアメリカで好まれているのだそうです。
花の量が多いので、重さで枝が垂れ下がってしまうほどです。
雌しべは2本、花心より葉化して突き出ているのだそうですが、確認できますか?
パフォリエーテ
キューガーデンに急速に増えた新種の雑草。
花の名前はPerfoliate Alexanders。
学名はSmyrnium perfoliatum。日本名はありませんでした。
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